ACM JAPAN CENTER NEWS LETTER VOL.11
December 20th, 2016
ACM - NGPT - JAPAN
ACM日本支部は毎月10日、20日、30日にニュースレター
「ACM日本便」の配信しています。
おはようございます!
クリスマスが目前に迫ってまりました。
いかがお過ごしでしょうか?
2016年12月30日のメールマガジンは
お休みとさせていただきますので、
今回のメールマガジンが今年最後の配信となります。
次回の配信は2017年1月10日を予定しております。
本日もどうぞよろしくお願いいたします。
< Q & A >
本日は主に今週本部に確認した内容を共有いたします。
1:子供用の教則本に書かれた伴奏を生徒と一緒に演奏する事は出来ますか?
A. できます。しかしこの場合は「ソロ演奏部門」からのエントリーでなく、「連弾部門」からのエントリーとなりますのでご了承ください。
基本的にギルド試験に「ソロ演奏部門」でエントリーした生徒さんは、1人でピアノを弾かなくてはいけません。なので、教則本に『Twinkle Twinkle』や『 メリーさんの羊』が載っていて、先生の伴奏のパートが付いていても、試験当日は原則ソロで演奏しなくてはなりません。
しかし参加者がもし「誰かと一緒だったら参加する」と言った際、先生は参加者の方を連弾部門よりエントリーさせる事で試験当日、教則本に載っている『Twinkle Twinkle』や『 メリーさんの羊』を審査員の前で一緒に演奏する事が可能です。
4 : LD (学習障害)の子の参加で相談しました。
A. ピアノ教室に軽度の学習障害の子がいます。ピアノや音楽は好き。
日頃の学校でのお勉強は、簡単に言うと......とても波があるそうです。
保護者の方は「出れるんだったら是非!でもご迷惑になるようなら...」という感じです。
Twinkle Twinkleやメリーさんの羊、その他は演奏がで可能ですが、
【ド】と【ソ】の場所がわからなくなるとピアノの前で固まり、パニックになります。
(人前で演奏する事に抵抗はない子です)
レッスン中に色々試した結果、
この子は【ド】と【ソ】の場所さえ教えるヒント(シールや目印)が、
鍵盤の上にあれば1人で何曲でも誰の前でも演奏ができます。
保護者の方は、お子さんは目で見たものを記憶するのが苦手で、現在トレーニング中との事。
日頃のレッスンの様子を見ながら、3月のギルドまでに目印無しで【ド】と【ソ】を覚えられるのは30%くらいの確率だと判断したので本部に連絡を入れて相談してみました。
相談内容:
1: 状況を説明し【ド】と【ソ】の鍵盤の上に付箋などのシールを貼ってもいいか。
2: 今後同じ様な子で【鍵盤の目印+楽譜が必要な子の参加希望】が出た時にどうしたらいいか
結論:
1: ACMは学習障害などの子供達の参加は、大歓迎しています。「日頃指導している先生が、どうすればその子のベストを引き出せるかを知っているはずなので、鍵盤などに目印をつけて演奏ができるのであれば、遠慮せずに行って下さい。」との事です。
しかしこのような場合、審査員は子供達の日頃の状況を把握していないので、審査が始まる際に先生は参加者と一緒に入室し審査員に目印しなどをつける旨と理由を簡単に説明して頂けると、鍵盤の目印が必要な理由がわかり審査に役立ちます。
2: 試験当日に楽譜を見ながら演奏する事で、各自のパフォーマスが上がる場合【ホビスト】でエントリーをお勧めします。どのようなシチュエーションの参加者でも、楽譜が必要な参加者はホビストでエントリーして下さい。
そして質問にあった【鍵盤の目印+楽譜が必要な子の参加希望】の場合、
ホビスト(暗譜免除部門)でエントリーをし、「日頃のレッスンで先生と一緒にベストを尽くしたけれど、鍵盤の目印がないと演奏が困難」という事を審査の前に審査員に報告して下さい。との事です。
2 : IMMTのスケール(音階)の詳細の確認について。
A.IMMTのスケールとカデンツの練習に取り組んでいらっしゃる先生も多いかと思います。
スケールの演奏は「上昇音階(ascending scale)」と「下降音階(discending scale)」の往復演奏を行って下さい。
例:2オクターブと指示されている場合
2オクターブ分の「上昇音階(ascending scale)」と「下降音階(discending scale)」の演奏が必要です。
3 : やむ負えぬ理由で当日欠席しなくてはいけない場合について。
A. インフルエンザや感染症、ご家族の不幸など、やむ負えない理由で試験を当日欠席しなくてはいけなくなった場合、指導者の方は審査員に欠席の旨を伝え、日本支部にご連絡下さい。
ACM日本支部は本部に欠席を報告し、本部が参加者の欠席理由が妥当と判断した場合「テープ・オーディション」という欠席者専用のギルド参加方法をご紹介を致します。
------------------------
< これからの流れ >
冒頭でもお伝えしましたように、今回のメールマガジンが今年最後の配信となりますので本日は今後の流れをご紹介いたします。
< 2017年1月 >
初旬:先生方へ参加者の確認書類と参加費の請求書が届きます。
中旬:請求書に書かれた期日までにギルド試験関連費用のお支払いをお願い致します。
下旬:ACM会報誌『ピアノ・ギルド・ノート 2017年冬号』が日本に届く予定です。
< 2月初旬 >
本部から日本支部に参加者の『修了証』と『レポートカード等』が到着します。
到着し次第、ギルド試験関係書類の受け渡しを兼ねた必要事項の記入方の説明会を設けさせて頂く事を企画中です。
ミーティングでは、先生方がギルド試験当日までにレポートカード内に記入しておかなくてはいけない必要事項を始め、当日の持ち物や試験の流れ等を改めて直接お知らせさせて頂ければと思っています。
尚、クルーガー教授が来日した際、クルーガー教授によるMaster Class(公開レッスン)を予定しております。30~40分ほどの公開レッスンの枠をクルーガーの来日スケジュール内に調整する事を予定しており、演奏者を募集致します。
日程等は改めてお伝えいたしますが、
以下現在企画中の詳細です。
----------------------
【 Master Class by ACM Vice President Dr.Julida Kruger 】
年齢制限:なし
レベル:指定なし
レッスン所有時間:約30分
(1人)
又は約40分
(20分を2人)
を予定しております。
レッスン参加費:無料
英語のレベル:関係ありません
(英語のレベルが関係なのは、アメリカでも英語が話せない生徒はいます。Krugerは日頃アジア人の生徒さんを沢山指導しており、中にはアメリカ在住で英語が話せない生徒さんにも指導をしております)
---------------------
2017年1月10日までメールマガジンはお休みですがその間、
ACM日本公式Facebookページにて最新のアップデートをお伝えするかもしれません...
メールは常にチェックしておりますので、
ご質問やご不明点等ございましたらどうぞ遠慮なさらず、
お気軽にご連絡いただけますと幸いです!
少々早めのご挨拶となりますが、
皆様良い年末をお過ごし下さい。
Marry Christmas, Mele Kalikimaka and Happy New Year!
本日もお読み下さいましてありがとうございました。
< REVIEWS REVIEWS REVIEWS >
Title:Music from the Star Wars Trilogy
出版社:International Music Publications Limited
Level: Early Intermediate
先月の11月23日にハリーポッターの新作が公開され、今月12月16日は
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』が公開となり子供たちの間ではハリポタ派とスターウォーズ派の派閥ができています。
そんな時にこの本を出してくると子供のテンションをあげてくれるのは、付き添いの保護者の方だったりします。
指導者としては「がっつり、しっかりスターウォーズ」ではなく、気軽に進められるアレンジなので重宝しています。
テーマ曲をはじめ、ダースベーダーの曲などがもちろん人気です。
< REVIEWS REVIEWS REVIEWS >
*タイトルなどの情報が誤っていたので、前回の再送です
Title: Festival Sonatina
出版社:the F.J.J Music Company Inc.
Level: Early Intermediate
サンプル:
こちら
去年のギルド・ノートで紹介された現代版ソナチネです。Intermediateのレベルの生徒さんにオススメです。
第一楽章は「Festival」でA secitionはC Major、中央部分でA minorに変わり、A sectionが戻って来た際、メロディーは1オクターブに移動していています。演奏します。第二楽章はF Majorのユックリの楽章Pageant。F MajorとD Minorで成り立っており、最初から最後までペダルを使用して演奏します。
各楽章Festivalの雰囲気を持っていて、三楽章が揃うと大きなFestivalが行なわれている感じの楽しい曲です。
< How Do You Say in English ? >
全休符
Answer: Whole Rest
米国ギルド・ピアノ検定
〜アメリカで歴史あるピアノ検定を東京で〜
2017年3月開催
会場:目黒区柿の木坂 スタジオ・サーカス
申し込み締め切り日:
2016年12月11日
詳細は日本公式サイトへ
ご不明点はお気軽に日本支部へお問い合わせください。
ACM日本支部公式サイト
ACMに指導者登録をご希望の先生は、お気軽に
info@pianoguildjapan.com
までご連絡ください。アメリカの規定に基づき、御加入時期に関係なく日本のピアノ指導者の方にはインターナショナルメンバーシップ会費$120(2016年7月1日〜2017年6月30日まで)がかかります。
< ギルドへ向けて 〜 the Yamada School of Music in Tokyo ~ >
12月の発表会が17日(土曜日)に終わり、
クリスマス明けから2週間、レッスンはお休みになります。
来年の6月の発表会のテーマが決まり、
冬休み中、当ピアノ教室の生徒は二手に分かれます。
冬休みの宿題:
ギルド参加者
(ほとんどの生徒):
発表会の曲を弾き続けるのが練習。
ギルド不参加の
(若干名):
6月の発表会の楽曲を選んだので、各自できるところまで自力で譜読みをし仕上げる。
後者の生徒は2週間ピアノに触らず......だという子もいますが。。。
いーんです。
子供がギルドに参加予定の保護者の方はこの時期こんな事を言っています。
「冬休み時間見つけて、練習させま〜す!」
「ギルドあるよ〜!って言ったら、やばい、やばい、ってピアノに向かうの。本当、弾くのは少しの間よ〜(^^) でもさ、弾かないより、いいよね。と思って☆」
「我が家にはピアノに向かわす呪文があります。本人が、家でゴロゴロしてる時に『日本で1人だけ......落ちたりして......』なんて、ぽろっと静かに言うと、ピアノに向かうんです...悪い冗談だとは思うっているけど、効果大(^^;)」
「今年も冬休みに、お爺ちゃんお婆ちゃん達にさぁ、クリスマスプレゼントもらって、お年玉もらってさ、ギルドのご褒美の交渉するんだって(笑)それに困った事にさ、お爺ちゃんもお婆ちゃんも、まんざらじゃないところが笑っちゃう!」
当ピアノ教室の生徒はこんな感じです
皆さんはいかがですか?
ACM日本支部の指導者をご紹介していただいています。
< Plaza Homes >
Plaza Homes (日本語 )
Plaza Homes (英語)
ACM日本支部の指導者をご紹介していただいています。
< Tokyo Mothers Group >
Toko Mothers Club: Activities for Kids
本ニュースレターに掲載されている文章の無断使用及び転載を禁じます。
Copyright (C) 2016 ACM-NGPT-JAPAN All rights reserved.
ACM - NGPT - JAPAN
アメリカピアノ教師のNPO
ACM日本支部
〜 アメリカで歴史あるピアノ検定を東京で 〜
こちらをクリック
今までの「ACM日本便」のバックナンバーは
こちらからご覧いただけます。
↓
バックナンバー
SOCIAL MEDIA.
メールが正しく表示されない場合は
こちらWebページ版をクリック
本メールは info@pianoguildjapan.com よりrisa1009@gmail.com 宛に送信しております。
Tokyo, Japan
配信停止