ACM JAPAN CENTER NEWS LETTER VOL.6
October 30th, 2016
ACM - NGPT - JAPAN

ACM日本支部は毎月10日、20日、30日にニュースレター
「ACM日本便」の配信しています。
おはようございます!

< お知らせ >

ACM本部より2017年3月に開催されるギルド試験の申し込み締め切り日が、
12月1日から
12月11日(日曜日)に変更
との連絡が入りました。

ご不明点等お気軽にお問い合わせください!

本日もどうぞよろしくお願いいたします。
< 第6回:会報誌 『Piano Guild Note』について >


ACMは『Piano Guild Note』(ピアノ・ギルド・ノート)という会報誌を発行しています。発行の時期はSummer(7月)、Fall(10月)、Winter(1月)、Spring(4月)の年に4回で、各回約8万人の登録指導者へ配布されています。

ピアノ・ギルド・ノート(以下ギルド・ノート)では、教育法、演奏法、作曲についてや、パフォーマーの怪我や疾患、電子ピアノ、ピアノ教室の経営などのエッセーが各回に1つ紹介されています。2016年の春号では全米(一部チェコ、オーストラリア、カナダ、イタリア)で開催予定の子供達のための『ピアノキャンプに関する情報が15ページに渡り紹介されていました。


各回の号に共通する内容は新譜の情報、各地域の検定試験の日程についての最新情報、各賞の受賞者の氏名などです。

そろそろ新しい2016年のFall Issue (秋号)が届く頃ですので、今回は最新号の内容をご紹介をできるかな?と思っていましたが、まだ日本に届いていませんので本日は2016年1月に届いた『Winter 2016 VOL.65, NO.3』を用いてギルド・ノートの内容をご紹介いたします。

2016年冬号のオープニングは、"Transposition: 転調について"のミニレクチャーから始まっていました。


先生方是非お試しください(^^)

長調と短調のChord Progression(コード進行)を覚えていますか?

< (ハ) 長調の例 >




< (イ) 短調の例 >



それでは以下の問題を解いてみましょう!


Major Keysというのは長調です。




Minor Keysというのは短調です。


解けましたか?(^^)


そして次は「『聖しこの夜』を他の調(どの調整でも可)に転調してみましょう。」というものです。



ギルド・ノートの一部を日本語に訳してみます:

「転調の方法をレッスンで教える際、
上記の1小節目と2小節目に書かれた和音の進行はIV-Iなので、
生徒さんに長調のコード進行を教えた後、
IV-Iの関係性を説明すると良いでしょう。
転調先のコード進行を確認した上で転調したメロディーにIV-Iの伴奏につけます。

ここで忘れてはいけないことは、1小節目のIVの和音は第二転回になっています。
必ず転調したIVの和音も第二転回にするよう指導ましょう。」


という内容が記され、
A flat Majorに転調した際の答えが以下のものです。



いかがでしたか?(^^)



ギルド試験(主にソロ部門での参加を対象)では『MP技術演奏』というのがあり、IMMT演奏の基礎演奏とは別にACMが定めた級別の『初見』『転調』『聴音』『音階』『アルペジオ』の内容を、試験当日に演奏する事で、技術演奏を1つの楽曲として認められます。

例えば『転調』を選んだ場合、指導者と参加者は試験当日までにオリジナルの楽曲と同じ内容で楽曲を転調し、練習をしていきます。その際に今回ご紹介したコード進行や例題などが指導者の方に、とって大学時代の復習となるように載せられています。(MP技術演奏の詳細は後日、別の回でご説明いたします)

ギルド・ノートの中に 『NEWNEWNEW』というコーナーがあります。
ここでは副会長ジュリア・クルーガーが100冊ほどの新譜を出版社別にリストアップし、レベルのカテゴリーに分けて紹介しています。楽譜や教則本以外に、アメリカのNAXOSより販売される予定の新しいCDの紹介も含まれています。

そしてこのクルーガーがリストアップした新譜の内容を参考にACMに所属する"Review Writer(評論家)"が実際に新譜の評価をしている 『REVIEWS REVIEWS REVIEWS』 というコーナーがあります。このコーナーのReview Writer(評論家)は日頃からピアノを指導している立場の方なので、実際に紹介されている本の内容と楽譜を照らし合わせてみると、とても役に立つ情報となっています。

ギルド・ノートの最新号に関しては本部に問い合わせ済みで、
11月の最初の週には日本に届く事になっています。

お手元に届くのを今しばらくお待ちください。

以上、今回は会報誌『ピアノ・ギルド・ノート』について触れてみました。

本日もお読みくださりありがとうございます。
< 日本に帰国してびっくりしました >

些細なことですが、
日本に帰国してピアノの発表会を初めて開催した際に驚いた事です。

発表会の開演を11時を予定していました。
アメリカは集合時間に対して......ルーズです。
その感覚で日本にも遅刻組が何名もいると思い、
集合時間を10時45分にしました。

わーびっくり!

10時40分には全員会場入り!

「そうそうそうそう、これが日本の子供達だった!」
と感心したのを覚えています(笑)

久しぶりにもしくは、始めて日本でお教室をされてびっくりした事はありますか?(^^)
< REVIEWS REVIEWS REVIEWS >

Title: Halloween Treats - Level 2

出版社:Neil A. Kjos Music Company

Level: Beggining
サンプル: こちら

Bastianのサプリメンタリーとして販売されているハロウィンの本です。in the hall of mounitain king(山の魔王の宮殿にて)のモチーフを使用して書かれたBroom Ride~ Mountain Kings Halloween~は読みやすく、サクサク弾ける子には楽しいと思います。本の半分はセオリーのワークブックに成っています。10月に発表会を行う際など、いかがでしょうか?
< REVIEWS REVIEWS REVIEWS >

Title: Big Time Favorites
出版:Favore Piano Adventures

Level: Level 4
サンプル: こちら

「ハロウィンの曲で何か」と聞かれた際、まず一番先に思い浮かぶのはこの本に入っている"Halloween Sonatine"です。

子供はペダルを踏んで、ジャンジャン弾いて楽しく、ちょうど良い具合に華やかさがあります。(^^) 保護者の方も家の中で聴いて楽しい曲ではないでしょうか。秋の発表会にもオススメです!

< How Do You Say in English ? >

付点二分音符

Answer:dotted half Note
米国ギルド・ピアノ検定
〜アメリカで歴史あるピアノ検定を東京で〜

2017年3月開催
会場:目黒区柿の木坂 スタジオ・サーカス

申し込み締め切り日:
2016年12月11日

詳細は日本公式サイトへ
ご不明点はお気軽に日本支部へお問い合わせください。
ACMに指導者登録をご希望の先生は、お気軽に info@pianoguildjapan.com までご連絡ください。アメリカの規定に基づき、御加入時期に関係なく日本のピアノ指導者の方にはインターナショナルメンバーシップ会費$120(2016年7月1日〜2017年6月30日まで)がかかります。
< ギルドへ向けて 〜 the Yamada School of Music in Tokyo ~ >


お教室についてまず「手を洗う」のが全員のお約束です。
時期的に段々と水で手を洗うのがキツイ季節になってきました。

毎年指先だけ洗う「指先族」は決まっており......

「今日は1日、何も触ってない!」
「学校出る前に手を100回洗ってきた」
「今日はピアノだから、1日中ポケットに手を入れて生活してた」

出てくる出てくる...
言い訳するよりも洗った方が......早いです......

さて只今、漫画を描くのが上手な生徒に、
ギルド試験の様子の四コマ漫画で描いてもらっています。

出来上がるのが待ち遠しい今日この頃です。

みなさんはいかがですか? (^^)

< セミナーのお知らせ >

ACMの先生の中にはFaber夫妻の教則本を以前よりレッスンで取り入れられている方がいらっしゃると思います。Piano Adventureのシリーズ、日本ではまだ馴染みの薄い教則本ですが、その内容に魅了され関西や関東では勉強熱心なピアノの先生方が英語のオリジナル版を使用ながら勉強会を開催され、各ピアノのお教室で愛用されていらっしゃるようです。

Face Bookにて『Piano Adventureの勉強会』というコミュニティーが存在し、精力的に活動されているピアノの先生方のお力が働き、この度Piano Adventure Seriesの日本語版が来年の夏〜秋ごろに全音さんより出版予定との事です。とても興味深い内容でしたので、この場を借りてお知らせさせていただきました。

そして本日は東京で開催される予定のPiano Adventureのセミナーに関するお知らせを頂いております!参加をご希望の方は是非、渋谷先生(eigodepiano@gmail.com)までご連絡下さい (^^)

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ACM日本支部の指導者をご紹介していただいています。

< Plaza Homes >

Plaza Homes (日本語 )
Plaza Homes (英語)
ACM日本支部の指導者をご紹介していただいています。

< Tokyo Mothers Group >

Toko Mothers Club: Activities for Kids

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