ACM JAPAN CENTER NEWS LETTER VOL.8
November 20th, 2016
ACM - NGPT - JAPAN

ACM日本支部は毎月10日、20日、30日にニュースレター
「ACM日本便」の配信しています。
おはようございます!


11月も半分が過ぎましたが、
いかがお過ごしですか?

本日もどうぞよろしくお願いいたします。
<  申し込み時に提出する課題曲の"数"は、とても大切です >

ギルド試験の申し込み締切日が1か月を切りました。

お申し込み時に先生方より、各参加者の「参加者の氏名(賞状用)➕エントリーレベル曲数」をご提出いただきます。そこで、本日はこの『曲数』がどのような役目を持っているのかお伝えしていきたいと思います。

本日もどうぞお付き合いください。

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まずこちらのギルド試験の表彰状をご覧下さい ↓

    


表彰状中央に【International Member】と書かれています。

時々日本の先生から「日本で参加したからインターナショナル メンバーですか?」と聞かれますが、残念ながらそういうわけではありません。

ACMは、演奏曲数別に【クラシフィケーション・タイトル】という、曲数別にタイトルをつけています。少しわかりにくい説明ですが、もう少しお付き合い下さい......

この【クラシフィケーション・タイトル】は演奏曲数別に異なり、修了書中央に記されます。ここからは主な【クラシフィケーション・タイトル】をご紹介します。
*『曲数 → タイトル』の順に並んでいます。 

         1曲 → Pledge  (入会レベル)
       2 〜 3曲 → Local (地区)
       4 〜 6曲 → District (都道府県)
       7 〜 9曲 → State (地方)
      10 〜 14曲 → National (全国)
      15 〜 20曲 → International (インターナショナル)

冒頭でご覧頂いた修了書の『international』というのは【クラシフィケーション・タイトル】です。


そして次の修了書(数枚)をご覧ください。
(是非上の「曲数とクラシフィケーション・タイトル」を参考にしながらお進み下さい。)


こちらは『Pledge』と書いてあるので、1曲演奏した人に贈られる修了書です。


『District』と書かれているので、4 〜 6曲演奏した参加者に贈られます。


 

『National』は10 〜 14曲演奏した参加者に贈られます。


次はメルマガ冒頭と同じ修了書です。
     

『International Member』なので15 ~ 20曲演奏した参加者に贈られます。


最後にJAZZ 部門の『International』(15~20曲)の修了書です。



この【クラシフィケーション・タイトル】ですが、特に重要となってくるのは主に『National』と『International』で参加した方々です。毎年積み重ねる挑戦が、将来へ繋がる大切な一枚となります。

ACMは参加者が大学受験の頃に近づくと、高校4年生(主に日本でいう高校3年生)に少額ですが奨学金を贈ります。毎年11万人が参加するギルド試験ですので、簡単に奨学金に応募にできるかというと......そうでもありません。

奨学金の応募にあたり、沢山の提出物があるのですが、その中の一つに「『National』以上のタイトルの修了書を10枚提出」という内容があります。

ギルド試験は1年に一度参加するのが主流ですので『National』以上のクラシフィケーション・タイトルの修了書を10枚提出するということは......単純計算で......ソロ演奏部門を10曲暗譜で参加する事を10年間行った生徒が、初めて奨学金の応募対象者となります。(上記の内容は一部の例です)


話を修了書に戻します。

先ほどまで修了書のタイトルの説明書きは『◯〜◯曲演奏した人に贈られる修了書』と書いてきましたが、実は修了書より「◯曲演奏しました!」と曲数を知る方法があります。方法は【クラシフィケーション・タイトル】と、表彰状左下にある【星印】を参考にすると演奏曲数を割り出す事ができます。

そこで修了書のタイトルと星印の関係のチャートを作成してみました。


ここからは是非上のチャートを参考に修了書をご覧下さい。



修了書には『National』というタイトルが書かれています。
そして左下には赤い星。チャートを見ると...【National +赤い星】=10曲

このような感じで、曲数を見つけ出す事ができます。


今回の「曲数と修了書」ですが...

1)修了書は先生方が生徒さんのギルド試験に申し込みを行った内容と、同じものをACM本部は用意します。なので「申し込み時の曲数」と試験で実際に演奏した「曲数」は同じでなくてはいけません。(申し込みじに演目は決まっていなくても大丈夫です)

2)ギルド試験は一人当たりの【演奏時間の制限】はありませんが、【参加費】がエントリーするレベルと曲数により異なります。

お読み頂く前よりも、ご提出頂く『曲数』の役目をお伝えできれば嬉しいです。


本日もお読み下さいましてありがとうございました。
< REVIEWS REVIEWS REVIEWS >

Title: A Dozen A Day Christmas Song Book - Mini

出版社:Willis Music

Level: Early Elementary Level
サンプル: こちら

去年のギルド・ノートで紹介されていました。 バーナムピアノテクニックのクリスマスヴァージョンです。バーナムの初級と同じ難易度でクリスマスの曲がアレンジされていて、曲の中にバーナムに載っている指の練習などが使われています。

先生の伴奏のパートが付いているのもあり、初見の練習で子供達と一緒にさらっと触れてみるにはぴったりな内容だと思います。
< REVIEWS REVIEWS REVIEWS >

Title: Bach Around the Christmas Tree

出版社:Cherry Lane Music

Level: Intermediate Level
サンプル: こちら

こちらも去年のギルド・ノートで紹介されていました。クリスマスの曲が作曲家風にアレンジされています。

例えば「Jingl Bells」はJoplinのエンターテイナーのモチーフが、「柊飾ろう」ではベートヴェンのトルコ行進曲の一部が。

指導する立場からすると「面白い!」と素直に思えるアレンジから「え〜なにこれ...」まで(^^) 幅広く入っていますが......弾いている本人、そして保護者の方は、このような曲が家の中で流れているのは、結構楽しく、お喜びになるかもしれません(^^)
< How Do You Say in English ? >

ヘ音記号

Answer:Base Clef
米国ギルド・ピアノ検定
〜アメリカで歴史あるピアノ検定を東京で〜

2017年3月開催
会場:目黒区柿の木坂 スタジオ・サーカス

申し込み締め切り日:
2016年12月11日

詳細は日本公式サイトへ
ご不明点はお気軽に日本支部へお問い合わせください。
ACMに指導者登録をご希望の先生は、お気軽に info@pianoguildjapan.com までご連絡ください。アメリカの規定に基づき、御加入時期に関係なく日本のピアノ指導者の方にはインターナショナルメンバーシップ会費$120(2016年7月1日〜2017年6月30日まで)がかかります。
< ギルドへ向けて 〜 the Yamada School of Music in Tokyo ~ >

前回に引き続き、
ピアノの生徒が描いてくれた試験の様子の4コマです。

「書くの大変だった?」
と聞いたら

「30分でできたよ。
日本の先生にオレがギルドの様子を教えるなんて変な感じ。
先生になった気分!」


彼の4コマにもあるように、
試験中の部屋には第3者は立ち会えない決まりになっています。



< 試験の様子 >
< セミナーのお知らせ >

        第1回の開催日が迫ってまいりました!
ACM日本支部の指導者をご紹介していただいています。

< Plaza Homes >

Plaza Homes (日本語 )
Plaza Homes (英語)
ACM日本支部の指導者をご紹介していただいています。

< Tokyo Mothers Group >

Toko Mothers Club: Activities for Kids

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